過度な運動はNG

適度な運動はストレスを軽減させるけど…

仕事や日常生活で溜まったストレスを解消するために、日頃から運動習慣を取り入れている人は少なくないでしょう。実際に適度な運動はストレスを軽減させ心身の健康を保つためにも大切なことです。しかしその運動もやり方を間違えてしまえば、かえって体や心に悪影響を与えてしまうこともあるのです。例えば仕事や日常生活で肉体的疲労が溜まっているのに十分な休憩をとらず、筋トレやジョギングなどハードな運動をしてしまうと、身体に疲労が蓄積されたままになってしまい、怪我や病気に繋がる可能性もあります。またストレス解消のために始めた運動も、「毎日1時間ジョギングをする」「週に5回はジムに通って筋力トレーニングをする」など高い目標を立ててしまうと、それを達成しようと一生懸命になりすぎてしまい「運動をすること」自体がストレスの原因になってしまうことも少なくないのです。

自分の身体にあった運動をすることが大切

ストレス解消には自分の身体にあった無理のない運動習慣を日常生活に取り入れることが大切です。運動をすること自体が苦痛になってしまっては元も子もないので、まずは自身が楽しいと思える範囲内で体を動かすのが良いでしょう。はじめは10分の散歩からでも構いません。ストレスを軽減させるセロトニンというホルモンは、軽い運動でも分泌されることが確認されています。運動することに慣れてきたら、そこから徐々に時間を伸ばしたり、負荷のあるトレーニングを取り入れ、「飽きない・継続できる」運動を自分なりに探してみましょう。運動はストレス軽減だけではなく、生活習慣病の予防、改善にも効果があります。心と体の健康を保つためにも正しく運動習慣を取り入れましょう。